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真相は深い海の底…か? [飛行機]

まだ、公式に認められていないが、クアラルンプール発北京行きマレーシア航空330便は消息を絶って、もう2日。もう望みは絶たれたと言っていい。飛行機にはそんなに沢山の燃料は詰まれていない。しかも、ベトナム沖で油の帯が見つかったという報告も入っている。しかし、機体の残骸は発見されていない。
深刻な事実も明らかになった。少なくとも乗客2名のパスポートは偽造だったことだ。現実にもともとの所有者はヨーロッパに在住し、確認されている。ともにタイでパスポートの盗難経験があるという。
今回はマレーシア国籍の飛行機でありながら、乗客の大半が中国人(ただし台湾人も含む)だという。
KL深夜発北京早朝着の深夜フライトだ。機体も巡航高度に達し、「もっとも事故が考えられない状況」であったという。実際にクルージングは入力済みのプログラム通りに飛んでいるかを確認することが、パイロットの役目であり、あとは地上管制と確認の交信をするだけ。基本的に1人でこなせるので、交代で飛行士も仮眠を取ることが出来る。
それなのに、パイロットが何のアクションも示すことなく、一気に事故に至るとは、通常の事故なら考えにくい。JAL123便のパイロットまで、最後まで復旧しようと努力したでしょ?でも、それが無い。
そういうありえる事を一つずつ消していけば、やっぱり「事故」ではなく「事件」だろうか?
パスポートは、今は顔写真だけでなく指紋照合が行われることが多い。でもそれはICチップつきのものに限られる。昔のパスポートは指紋データが内包されてない。顔照合だけでは、整形手術されたら、一巻の終わりだ。
とにかく、民間人をこうやって巻き込むテロリズムには、心の底から嫌悪する。例え、それが迫害される者による正義の証としてもだ。抵抗の手段は無制限ではない。これを勘違いしているようでは、解決どころか世論を全て敵に回してしまう。十分気をつけなければならない。
とにかく、一人でも多くの生存者がいることを…、祈ってる。
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予定されていた離婚劇。 [飛行機]

矢口真里のことではない(笑)。
ANAとエアアジアは、エアアジアジャパン事業での合弁を解消すると発表した。
そもそも、社風が全く違うこの2社がいつまでいっしょでやるか、多少興味はあったが、やっぱり破たんしたね。
これは、事実上「トニー・フェルナンデス」というカリスマが率いるLCCで最も成功したエアアジアが、レガシィキャリアの典型のANAとどう合わせるかが全てだったんだが。
トニーは、日本でもエアアジアを自分流で、ビジネスを育成したかったはず。
外資割合に限りがある、日本での航空事業で、やむを得ず?ANAをパートナーとした。
JALの場合、相手のJetstarは同じアライアンスのカンタス系と組むと決まっていたから。
そこで、ANAは香港の投資ファンドとの合弁ピーチ・アビエーションと、エアアジアジャパンを併せ持つ不合理さを最初から持ってしまった。
日本人にはJAL=半国営企業だったというイメージから、ANA=民間のイメージがあるが、今やJALとANAの順位も逆転し、ANAは立派な大企業だ。
あらゆる路線に価格決定権を持つレガシィキャリアだ。そして、大企業病になりつつある。
当然経営に決定に時間がかかる。それがトニーには歯がゆかったのだろう。

今後は、ANAはエアアジアの持っているエアアジアジャパンの株式を全て買う予定とのこと。
ゆくゆくは、ピーチにリブランドされる見方が有力だ。
トニーは、新)エアアジアを創立すべく、投資ファンド等をパートナー探しをすることになりそうだ。

こと、組織同士だと、社風の違いは、離婚の理由になりやすいから、難しいものだ。
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ユナイテッド航空、やっちまいましたねぇ。 [飛行機]

United Airlines mistakenly offered first-class return tickets from New York to Hong Kong for four air miles and $43.

と、CNNが報じております。あはは、ニューヨークから香港まで、エコノミーで行っても「4マイル(おそらくマイレージプラスのことでしょう)と43米ドル」は激安なのに、ファーストクラス往復だってよ!!!
もちろん、間違いなので、速攻でデリートしたはず。今行ってもダメだよん。

♪君がいない
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どこから調達したの? [飛行機]

デルタ航空が、facebookでBOEING717を大量に投入すると発表した。がしかし、B717という機材、実はすでに生産中止となっている。そうすると、どこから?
答えは、airtranというLCCからだそうです。airtranはSOUTHWESTの傘下に入り、親会社の方針通り、徐々にB737NGシリーズに移行していくとのこと。そこで余剰となるB717を買うと言ったのが、デルタだったというわけ。デルタは予定していたB737NGの大量購入を諦め、数を大幅に絞ったばかり。その裏付けが、これだったわけです。
B717のそもそもの名前は、MD95。マクドネルダグラスがボーイングに吸収合併される直前に設計し、生産した最後の飛行機。MDとしてはほとんど出回らず、生産のほとんどはボーイングが担ったが、ボーイングにはB727というそもそもライバルモデルを生産していただけに、B717は短命になることは誰の目にも明らかだった。
見た目はDC-9シリーズそのものだが、MD90と同様グラスコクピットのハイテク機。当然DC-9等旧世代機とは共通の運転資格ではない。そこで、デルタとしては老朽化したDC-9シリーズ同様、年老いたコックピットクルーも「引退」に追い込みたい腹積もりらしい。
今や、LCCが積極的に新造機を大量購入する反面、レガシィキャリアが中古機をLCCから購入する。こんな構図、これからは珍しくない光景になるかもしれない。
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JA610A, a B767-300ER [飛行機]

台風一過の本日は、全国的に台風返しの風が吹き荒れた。そんな中、成田空港で北京発の全日空機がハードランディングしてしまい、機体が変形するほどの損傷を負ったとのこと。
今日は、正直飛行機のパイロットにとっては悪夢のような一日だったと思う。天気はいいから欠航にする理由はない、しかし着陸時にコロコロ風向きや風速が変わる、厄介な天気だったと思う。
正直、人身事故にならなくてよかった。これは機長、副機長をほめるべき。ただ、管制官が着陸してもいいと言った後は、着陸するかどうかは機長判断のため、本当に着陸してもよかったのかどうかは、これからの調査の結果待ちとなる。
それにしても、空港のロケーションというのは、本当にいろいろ制約があって難しいものだ。

千葉市が千葉中心街上空を飛行機が通り過ぎるからうるさい、と文句を言ったので、羽田空港へのアプローチをやや東寄りに変えたところ、今度は若葉区から文句が(苦笑)。
…あたりまえだがな。ちなみに私の自宅の上空も、以前からも多かったが、航空路が変わって、行きかう飛行機の数は増えたと思う。
ただ、僕自身は飛行機が大好きなので、テンション高まるぅ!なのだ。
空の安全を、地上からも祈ってます!
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Scoot 、早くも成田へ [飛行機]

先日アップしたばかりのSQ系中長距離LCCが、10月にも台北経由で成田に上陸する。日経によります。
Air Asia Xを放っておけないと判断したと思われる。ただ、SQは成田に2便、羽田に1便毎日運航していて、輸送力過剰が懸念される。
A380ロサンゼルス行きを残して、もう1つの枠をScootに譲ると思われる。
シンガポール夜発、成田朝発はマイルが溜められなくなるかも知れません。ANAのコードシェアもあるから、スタアラ族も心配無用?
A330が成田から消え、B777が復活?
ま、公式発表を楽しみにしてます。

Skymarkの「クレーム受け付けません」のこと。 [飛行機]

スカイマークが、機内の注意書きに、「クレームは当社では受け付けません。しかるべきところに相談してください」と書いたのが、客から問題視され、話題になっている。消費者センター側は、「基本は当事者間で問題は解決すべきであり、最初に当所を使うような考え方は困る」としてスカイマーク側に申し入れたそうだが、スカイマーク側は真っ向から反論しようとしている。
自分は一回だけスカイマークを利用したことがある。一回だけというのは、B737しか機材が無いスカイマークは羽田線の場合、座席の確保が難しい。スカイマークの搭乗率は上々で、いつも混んでいる。それならば、JALやANAのダイナミックパッケージで行っても、泊まり賃込みでいい勝負になるから、予約のしやすい大手に乗ってしまう。それにささやかながらマイルもつくので、先々の海外旅行も視界に入る。
スカイマークのサービスは、飛行機に乗りなれた人には、満足である。別にユニフォームがポロシャツでも構わない。機内ドリンクだって持ち込めばいい。スカイマークの機材は、今はB737の中でも最新のB737-800で統一されている。地上も機内もクルーは充分に満足たるサービスをしている。別に文句のつけどころなんて無い。
しかしながら、心の中で、どうしてもスカイマークはひっかかる。私がスカイマークに気を許すことが出来ない、ただ一つの要因。それは、社長である。この社長は、本当に、バランスシートしか見ていない。損得勘定しかしていない。だから、クルーの体調不良を知って降機命令を出した機長を、この社長は機長に降機命令を出し、後日クビにした。国土交通省から、現場の指揮系統以外の人間が直接口出ししたのは問題とされ、注意を受けた。
社長に言わせれば、クレーム対応には時間がかかるので、そういう面倒なことに時間と費用をかけられないから、受け付けないことにしてやれ、という感じだろう。
しかし、この社長はやはり勘違いしている。クレームは確かに処理も面倒だし、時間もかかる。しかし、クレームの本質は、なんとかして欲しい、次乗った時は直して欲しいんだ、という希望である。クレームを言うのは、お客さまにもストレスがかかるのだ。それをあえて言ってくれているのだから、それをきかない理由は無いだろう。
確かに、スカイマークの利用者はリピーターが多い。飛行機慣れしている人が多い、はず。でも、なんかの不満が出る時もあるかもしれない。そんなとき、窓口が無いなんて、サービス業じゃない。
私は、正直、この社長が早く交代してもらわないかと思ってる。さもなくば、自ら選んでスカイマークに乗ろうという気には、ちょっとならない。スタッフは一生懸命やっているのは分かるだけに、たった一人の勘違いさんのために…。
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タダコーヒー復活と、経営判断? [飛行機]

6月から、ANAの国内線普通席の無料飲料の選択幅が大幅に広がる。いや、復活か。
JALは会社更生法を適用して、いろいろ合理化をしたが、無料飲料だけは稲盛会長の一言で継続となった。今は、JAL CAFE LINESと銘打ち、「おいしいコーヒー」を無料で提供している。まさに、秘密のブレンドらしく、独特の「深く煎っていないのに、口の中に残るおいしさ」は不思議だ。
ANAは経営状態が悪化したせいもあるが、JALが会社更生法を適用して程なく、国内線普通席の無料飲料提供の幅を大幅に縮小した。コーヒー一杯、300円となった。スターバックス?うーん、昔のUAを知っている者としては、そのブランドが当てにならないことを知っている。
ANAが経営状態が一時期悪かったのは、ボーイングがB787をDelayLinerにしてしまったので、キックオフ&大量発注したANAへのダメージは大きかったのだろう。ようやく、順調にデリバリーされるようになり、それに伴ってANAの経営状態も好転したようだ。
しかし、ANAにとって、JALの想像以上の経営状態改善を大きく見たようだ。ANA社長会見の言葉の端々に、「このやろー、税金注入で上手く乗せやがって」という愚痴が。
JALへの対抗心と経営状態の好転。これでようやく、普通席のサービス回復を決断したようだ。
ただ、それよりも、「LCCとサービスが変わらないじゃないか。チケット代は高いくせに」という苦情も多かったようで…。
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Scoot by Singapore Airlines [飛行機]

今まで知らなかったのがいささか恥ずかしいけど、シンガポール航空が新しい航空会社を立ち上げている。
その名は、Scoot。
シンガポール航空には他にシルクエア、タイガーエアウェイズがあり、シルクはシンガポール航空の機材では供給過剰の路線をA320で結ぶ。マイルはSQ Krisflyerのみ加算可能で、スタアラメンバーのプログラムは不可…。タイガーは、エア・アジアの台頭に対抗したLCCで、株主はSQだけではない。タイガーもA320ユーザーだが、シルクより更にハイデンシティ仕様の、短距離タイプ。
スクートは、仮想敵はおそらくエア・アジアX。機材は、B777-200と発表された。LCCでB777は初耳だ。最近SQは、初期に投入したB777をA330に置き換えている。それを売却せず、改修して転籍か?
早速、エア・アジアは、正式にシンガポール・チャンギ空港ハブ化を宣言、チャンギ空港に申し入れたとか。
SQ系列、ジェットスターグループ、エア・アジアグループの三つ巴の戦いの終わりは、まだまだ先のようだ。
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エア・アジアにふられた、マレーシア航空。 [飛行機]

エア・アジアはマレーシア航空から、資金を引き上げたと発表した。
これは四苦八苦してるマレーシア航空にとって、「ルビコン川を渡った」ことになるのか?
マレーシア航空は一時期深刻な経営不振に陥ったため、エア・アジアに不採算路線を肩代わりしてもらい、さらに資本注入してもらって、再建中の状態で、今後はワンワールドに本加盟に向けて準備中だ。
エア・アジアは、マレーシア航空の労使問題に決着がつかないため、これ以上支援は出来ないと理由付けた。要は、マレーシア航空の体質は変わらなかったというのだ。
ところが、マレーシア航空の改革を阻む要因は内部だけではない。やはり、国家有数の巨大産業だけに、いちいち政策が絡むわけで。今、マレーシアの情勢は揺れている。選挙をめぐって、まさに今の政府が倒れるかもしれない、一触即発の状況で、ナショナルフラッグの改革など出来るわけがない。むしろ、合理化回避を約束して、マレーシア航空の労使から支持を取り付けたいと画策するわけだ。
正直、マレーシアが不安定な情勢の火薬庫になる可能性は、あると思う。そうなれば、国家的損失だ。隣国のシンガポールにまた差をつけられてしまう。
マレーシア航空は、以遠権を行使して、この春から成田からロサンゼルスへのフライトを復活させた。これが、また運休に追い込まれないようにして欲しいと願うばかりだ。
いわゆる「破綻(会社更生法みたいなのね)」になってしまえば、せっかく準備してきたワンワールド加盟もおじゃんだ。そこまでは何とか持ちこたえて欲しい。加盟してから破綻したのは、AA、JLがそうだし、メヒカーナとマレブ・ハンガリーは終わってしまったが…。
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