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どこから調達したの? [飛行機]

デルタ航空が、facebookでBOEING717を大量に投入すると発表した。がしかし、B717という機材、実はすでに生産中止となっている。そうすると、どこから?
答えは、airtranというLCCからだそうです。airtranはSOUTHWESTの傘下に入り、親会社の方針通り、徐々にB737NGシリーズに移行していくとのこと。そこで余剰となるB717を買うと言ったのが、デルタだったというわけ。デルタは予定していたB737NGの大量購入を諦め、数を大幅に絞ったばかり。その裏付けが、これだったわけです。
B717のそもそもの名前は、MD95。マクドネルダグラスがボーイングに吸収合併される直前に設計し、生産した最後の飛行機。MDとしてはほとんど出回らず、生産のほとんどはボーイングが担ったが、ボーイングにはB727というそもそもライバルモデルを生産していただけに、B717は短命になることは誰の目にも明らかだった。
見た目はDC-9シリーズそのものだが、MD90と同様グラスコクピットのハイテク機。当然DC-9等旧世代機とは共通の運転資格ではない。そこで、デルタとしては老朽化したDC-9シリーズ同様、年老いたコックピットクルーも「引退」に追い込みたい腹積もりらしい。
今や、LCCが積極的に新造機を大量購入する反面、レガシィキャリアが中古機をLCCから購入する。こんな構図、これからは珍しくない光景になるかもしれない。
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