そかそか…。

やっと、茶番劇も終わったか。ほぼ、目論見通りの出来レースかいな？
うちらに大事なのは、政局じゃなくて、政策と実行力ですからね。
うちらの我慢も限界がある。そのうちゼネスト、一揆でも復活しかねないからね。

これで、消費税の税率アップは確定路線となりましたね。

いいもんだ。

やっぱり折衝不調。
後でしこりが残らないよう、いろいろ言い繕っているけど、テーブルの下ではけっとばし…、いやドスで刺し違えているかもね。
選挙戦も怖いが、選挙後の"パージ"人事は、揉めるぞ。みんなに満足出来る人事なぞ、できっこないのだから、一気に民主党分裂→衆議院総選挙→野党に再転落か？
いい夢見ろよ、民主党。少し、次は頭を冷やした方がいい。
君らが内ゲバやってる間に、日本の景気はどんどん先細り化してる。閉塞感でいっぱいなのに、呑気なものだ。
ま、要は仙谷と枝野がうるさいっ！なんだろね。
ただ、選挙戦は面白いかも(他人事だが)？だって、小沢さんは"鉄の結束"を誇る議員団を持つが、サポーターと一般人の受けはすこぶる悪い。菅首相は、その真逆。ただ、菅人気は、『小沢さんよりは…』の消去法の選択。足元のメンバーの面々には、あまり期待出来ない。
私は日本の小市民。この"イベント"に費やされる時間と金のもったいないこと。何が代表選だ！笑わせるな。

狼少年現代版、菅直人政権。

ここへ来て、ようやく市場介入の可能性について示唆した、菅直人首相。
しかし、詳細については、まだ日銀側との調製が取れていないらしく、まだ先の模様。
「政治屋」菅直人にとっては、日本の経済事情よりも、政局、特に小沢一郎の方が気になるようです。
「市場介入、やります！」
これは、即時実行を伴って初めて大きな効果があるのに、予告ばっかりが長くて、なかなか本編にたどり着かないようでは、"狼少年"にしかならない。
実際、外国は、菅発言は"狼少年"としか思っていない。
そういっている間に、外国のマネーという狼に、日本の市場は食い荒らされるのだけど、危機感ないよねー。
お人よしもいいけど、気がついたら、日本が立ち直れないほどやられちゃわないように。

ま、ある意味、武器じゃなくてマネーという媒体を用いた"戦争"だわな。

民主党には、危機管理能力は無いの？

円高は止まらず、株価の下落も止まらない。

そのことを知ってか知らずか、記者の質問に答える民主党政権の人間の答えは決まって、「市場の動向を注意深く見ている」としている。
その結果、さらに円高が進み、株価はさらに下がる。
もう見透かされてるのだ。民主党はこの重大な危機に対応する能力がないということを。諸外国からは舐められてる。どうせ、日本は市場介入はしない、腑抜けだから、こっちはどんどん自分の通貨が安くなるのを認めて、経費回復の追い風としようとしていることを。
これでは、日本の産業に死刑を言い渡しているのと一緒である。企業は必死になってコストダウンを繰り返し、どうにか生き抜こうとしているときに、円高が襲いかかってきたら、もう官製不況と言わざるを得ない。

一刻も早く、的確な処置がされるよう、今の政府に強く求める。日銀も素早く対応して欲しい。

しかしだな、こんなときに、民主党は"お家の事情"で代表選。菅対小沢なんてやってる場合じゃないのに。そういうことばっかりやってたから、自民党は愛想尽かされたの、忘れたのかな？これじゃ、自民党が復活するのも不思議はないですね。

国の借金、904兆円。

さて、この数字。
政治は、財政再建論と緊急出動説に分かれていますが、この数字を見てどう思うかしら？
債務残高のGDP比218%って…。ギリシャは115%だって。
もちろん、国内で国債が留まっているから、まだ悠長なことを言っていられるわけで、今後少子化と高齢化で、"実際に稼ぐ人口"が減るのに対して、人口あたり710万円の借金。
これは、未来を託す子供たちに残す国の姿だろうか？
お金の流れを良くしながら、国債の買い入れもやらねばならない。
確かに、こんな財務構造にしてしまった原因は自民党政権にあるが、流れを止められないあたりは、"民主党の実力もそんなものか"の裏切り者に近いものもある。原因を精査する必要はあるが、問題をどう解決するかの方がはるかに重要で、民主党は「政権を取った者の苦しみ」をこれからも味わい続けるだろう。

日本の(にわか)ジュリスト、増殖中(苦笑)

今朝、千葉法務大臣の立ち合いという異例の状況の中、2名が死刑執行された。
千葉法相は、この度の参議院選挙で落選し、今は民間大臣扱い。民主党の代表選終了後、内閣改造で退くことになっている。
こういうのは、賛否両論に割れてしまうのが、日本では"当たり前"の行事になっている。私は、法治国家において、決められていることは、決められた通り運用すべきと思う。
しかし、"ただ一点の曇り"があるならば、死刑はいたずらに行使すべきでない、と強調しておきたい。人一人の命の重さ、軽んずることなかれだ。この辺がルーズになると、時の権力者が、死刑を恐怖政治のツールとして使い出すから。
日本はとても不思議で、既に状況証拠の揃ってて、殺人の事実の動くことがない、オウムの松本被告の執行が出来ない。
足利事件みたいなのは、大問題だ。絶対、今後あってならない。ただ冤罪が怖いのと、執行しないは、少々違う。
『死刑は凶悪犯罪の抑止力になる』は間違い。凶悪犯罪はいつでも起こり得る。ただ、罪が重すぎて、命を剥奪する以外、刑罰として相当とならない、というのは、ある。
千葉大臣は『死刑反対』を唱える団体に所属していた過去があるからかは知らないが、今まで署名を拒んできた。今日はいったいなんなの？民主党はぶれまくったけど、千葉大臣もぶれた？
おかしいだろ、法務大臣なんだから。次の民主党代表も恐らく菅直人総理大臣だろうけど、次はもうちょっとマシな人事をしてね…(苦笑)。
あと、日本の皆さん、法務大臣の仕事は、死刑執行の書類に署名することだけじゃないからね！勘違いしないように。

消費税は10%で決まりですか？

菅内閣始動から早々に、参議院選挙戦闘モードに。
民主党はマニフェスト、自民党は公約を挙げましたが、ともに「消費税は上げる」としました。自民党は10%と公言し、民主党は菅代表が「10%を参考とさせていただきたい≒うちもこのくらいで行きますか？」と来ています。
本当は、増税は嫌だ。特に消費税は生きてるだけで徴収され、逃げることが出来ない。実際に、消費税率が上がれば、一時的に高付加価値品を中心にかなり買い控えが起こる可能性はあります。
しかしながら、自民党のせいとか民主党のせいとか関係なく、日本の財政が危機的状況なのは違いない。国際の発行額は、常に日本の時限爆弾だ。爆弾が破裂すれば、一気にデフォルトだ。ギリシャになってしまうのだ。
そういう意味では、消費税率アップにある程度の理解は示そう。しかしながら、特に高齢者には大変な負担になるわけだし、相当丁寧かつ詳細な説明がないと、コンセンサスを得るの難しいと思いますが？
さ、お手並み拝見。

最悪のシナリオ、完結か？

民主党ツートップが揃って辞任とは。小芝居にも程がある…。
それにしても、私は例え参議院選挙で負けて、野党はおろか与党に罵声を浴びせられても、ここまでやってしまったからには居座るのかな、最後まで…？って思ってた。だって末期の自民党政権は、みんな1年前後で、『総理大臣、辞めちゃえ！』って放り出すボンボンばっかりでしたからね(苦笑)。民主党は、最悪でも宰相は2年以上持たせるかなと思っていたんだが…。
去年の夏、私は自民公明連立政権に歯止めをかけるために、民主党に入れました。日本に本格的な『二大政党政治』が確立することを信じて。
でも、あれからたった1年で民主党の支持は急降下。ちょうど1年前の自民党並み。自民は自民で、谷垣さんでは支持率上がらない(どころか民主党といい勝負)のでは、どこに投票したらいいのやら…。
今回改選になる民主党の参議院議員から、鳩山・小沢体制では戦えないと悲鳴が上がってました。それでも、辞めるタイミングでことごとく続行としていた鳩山首相だけに、結局自民党総裁レベルの仕事もできなかったんだ…とガッカリしてます。

現職閣僚の行動とは思えないよね。

福島社民党党首(少子化担当大臣)が、沖縄を訪れた。
沖縄県知事や名護市長と面会し、大層丁寧にもてなされたようです。鳩山首相が一昨日訪れた時は、握手もなかったのに。
そして「基地移設については、閣僚として署名しない」と約束したそうだ。
弱小野党時代から、そのエキセントリックな発言や思想で、印象の悪い社民党でしたが、「何さま？」って感じですね。
鳩山首相も、「署名しないのであれば、閣僚をお辞めいただくか、連立を離脱していただく」ぐらいの脅しはかけていいと思う。
ま、沖縄の米軍基地問題。見込みが立たないのに、簡単に沖縄の人をぬか喜びさせた鳩山首相の罪も重いけど、現実的な方法が他になかったと民主党が白旗上げたのだから。与党でも弱小政党の社民党の出来ることなんて、あるものないよ。
参議院で絶対過半数を取れないリスクはあるけど、これ以上社民党の意見に耳を貸すと、民主党政権が身動きが取れなくなるような気がする。また、辛い決断をしなければなりませんな、鳩山さん。

沖縄県知知事も名護市長も、福島さんの姿勢はともかく、既にもうどうにもならないな、という覚悟は決めてるよ。

UK Hung Parliament

ブラウン首相の不人気振りから、予想はされていましたが、どうやら労働党は負けてしまったようですね。かといって、保守党の完勝というわけでもなく、第三党の自由民主党を含め、いずれも過半数を制すことが出来ない、「宙ぶらりんの国会」になりそうだということです。

どっかの国の場合、だいたいいつも連立内閣になってしまい、弱小政党のお伺いを政権担務する党が立てるという、しょうもない事態が続いていますがね、はぁ。