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残念だが、予想出来ただろう? [鉄道・バス・陸上交通]

今朝、宮城交通の仙台→金沢線の夜行高速バスが、小矢部SA構内で死亡事故を起こした。うち一人は運転手とのこと。
くだんの、旧高速ツアーバス関越道事故の時は、新規業者でしかも丸投げ請負や無資格運転手(個人請負)、旅行会社の責任が問われた。旅行会社は結局倒産した。
今回の宮城交通は、老舗の路線バス業上がりの高速バス事業者。労務管理はしっかりしてる!…はずなのに、事故は起こる。
端的に言ってしまえば、始業点呼を受けた後は、乗客の安全は全て運転手にかかっている。これは旧ツアー移行業者だろうが、老舗業者だろうがいっしょ。しかも混合交通。周りには同じ境遇のトラックドライバーだっている。トラックはキャビンの中は自由な世界であるが、積み込み、積み下ろしは自分でやらねばならず、責任も体力も消費している。それらの複合要因が巻き込み事故につながる可能性は高いよ。
それなのに、「高速バスだから、人を運ぶのだから」と、これを機にあれこれ注文をつける輩が多い。人間の労務管理は…、とか言いながら、バスだから神格者扱い。
そういう「偏見」がまかり通るようなら、この問題の根本は解決できない。ん?アイサイトのようなレーダー?あれは、大変な開発期間とお金をかけて実証試験を積み上げて、ようやく市販車に搭載してる。簡単に応用なんて出来ないんだよ。
究極なら、コンピューターが自動制御するバス?コストはどうする?そして、エラーを起こしたとき、誰がリカバリーするの?
そんないろんな思いを載せて、今日も高速バスは走る。トラックもね。ご安全に。それしか言えない。
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