映画ヘルタースケルター

毎度お騒がせ女優沢尻エリカが、私生活のすったもんだの末、女優再起として意欲満々で臨んだ…はずが、再び休養に追い込まれてしまった、曰く付きの作品。監督は蜷川実花。
百戦錬磨、自由奔放の象徴の沢尻はいったいどうしたのか？際どいシーンも多いと、前評判も上々。実際、レイトショーでも結構お客さまはいた。
いろいろあった沢尻の女優復帰作にしては、荷が重かったのではないか？際どいシーンもそうだが、あの程度？でダウンするなら、AV女優さんたちは、みんな自殺してる。
多分沢尻が辛かったのは、演じた主人公は最初から最後まで、全く救いがなかったことではないか？最初からネガティブ要素を持たされ、エンディングは更なる悲劇に。
多分、ガチンコでやっちゃったんだろうね。桃井かおりみたいな、余裕綽々の演技だったら、そうはならなかったと思う。世間のイメージに反して、沢尻エリカという女優さんは、案外不器用なのかもしれない。
公開しているからあまり詳しくは言えないけど、この映画を観て、全く気分は良くならないので、注意されたい。

♪永遠