京成バスグループvsビィートランセホールディングス、決戦は成田に！

やっぱり、京成バスグループの勝ち逃げは無かったなぁ。
「東京シャトル」が上々のスタートを切った、京成バスと成田空港交通。京成グループと東京空港交通の「親せき同士」バトル開始と思いきや、やはりビィートランセホールディングスが参入してきました。
本日の日経朝刊関東地方版によると、8月10日に、1000円で東京駅－成田空港に参入するとのこと。もっとも「東京シャトル」は現在800円のキャンペーン中なので、ビートランセも「条件付き」で同価格でスタートするものと思われる。
そして、もっと私が驚くと同時に、利用するかもしれないと思ったのは、鎌取駅・大網駅－成田空港が同時開業。1200円～1500円という運賃。大網・土気・誉田・鎌取・大宮台～羽田空港は京成グループ千葉中央バスが運行しているのに対抗したのかな？千葉市東南部・大網～成田空港線は、詳細が今日現在未発表で、謎が多い。大宮インターから、千葉東ジャンクションへ向かうのか？それとも、大網から東金インターへ向かい、松尾横芝インターから「芝山はにわロード」を通って、成田空港に入るのか？
こんな路線が出来て、良いダイヤだったりすると、今までは国内線は羽田空港利用だったのが、成田空港にシフトすると同時に、今まではホテルに前泊して車をホテルの駐車場に止めていたのを、前泊を止めちゃう行程も選択肢に入るわけで。これって、成田のホテルにとっては、あまりよろしくないよね。
参考までに、私の利用駅から成田空港まで、電車で行くと950円。その代わり、乗り換えは最低1回必要です。ラゲッジを引きずって、電車に乗るのはちょっとしんどいな、と思う今日この頃です。

♪ハイヒール脱ぎ捨てて
期待していた、成田－大網線は、東関道、京葉道路、千葉東金道路経由でした。空港行きは早朝1便、空港発1便で23時ごろ発と、少々使いにくそう。
今度は、京王バス東、京王バス南、千葉中央バスが、新宿－東京スカイツリー－千葉市東南部（土気まで）を申請、8月3日スタートらしい…が、まだ、千葉側は何の音沙汰もなし。
とにかく、今は京成vsビィートランセが開業を競争しているような感じの千葉県高速&深夜バス事情。とても、分かりやすい体系になっていると思えない。あり体に言えば分かりにくい。
京成が路線新設に慎重すぎた時代に、きめ細かい路線新設をして、地域住民の支持を得たビィートランセホールディングスだが、今は「ダボハゼ」のようだ。京成バス側もそうだが。
もっと、本質的な競争をしてほしいものだ。

なお、トランセなる語はもともと東急バスが人件費対策で作った会社の名前東急トランセ、しかも造語である。それをまんまと拝借してしまう、ビィートランセホールディングスのネーミングセンスも首をひねってしまう。また、「日本一”あいさつ"を大事にするバス・タクシー会社」をモットーにしてるらしいが、私に言わせれば、「日本で営業するバスやタクシーだろ、あいさつなんて当たり前だろ！偉そうに言うな。」で終わり。京成グループのBMK運動といい勝負だわ。