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山の事故が続いていますが、 [ニュース]

いつも叩きまくる人がいますがね。ああいうのはどうかと。
散歩気分で山に入って問題を起こす人と、いわゆるアタックする人とは全然違う。それを一色単にしてるネチズンの多いこと。
「山は厳しい場所だから、行く気が知れない。事故を起こすし迷惑だ。」
ネチズンの主張は大抵こうだ。パソコンや携帯越しにしか主張しない、意気地なしのくせに。
人類の文化の発展は常に、出来ないとされるものへの挑戦の連続だったはず。それにはもちろん無謀と思われるものもあった。
オットー・リリエンタールは、世界で初めて、空を滑空した男だ。空を飛ぶ鳥を研究し尽くし、グライダーの発明者だ。しかし、彼の唯一の実験失敗が彼の命を奪った。彼は無謀だったのか?そうではないだろう。彼が大空を飛ばねば、ライト兄弟は飛行機の発明に至らなかったのは、事実だ。
リンドバーグはどうか?飛行機で大西洋横断なんて無謀とされた時代だ。リンドバーグは前方視界を犠牲にした機体で挑戦。寒さと長時間運航で何度となく墜落しかかったとのことだが、彼はパリにたどり着いた。まさに命を賭さねばなし得なかった。とは言うものの、一歩間違えればまさに大西洋の藻屑だった。
要は玉子の殻を破ることの大変さ、有り難さを知らない人が多い。特に日々の生活がネットで簡潔してる人はね。
登山なんてさ、1mmハーケンうち損ねても滑落するし、たった1つの物音で雪崩が起きたりする。高山病とも、低温とも戦わねばならない。そして、その戦いに勝って、且つ無事に生還しなければならない。その姿には本当に素晴らしいと思うんだけど、ネチズンの皆様には違うらしい。
確かに最近は高齢社会ということで、登山するお年寄りが増えてて、あまりの軽装ぶりに呆れるのもある。それは登山じゃない。散歩だ。
ただ、アタックするには、やっぱり退路を断つ覚悟が必要だ。救援が来ることを期待してはならない。
ただね、救助隊も決して金のために動いているのではないと思う。純粋に助けたい、山の仲間を助けたい、そう思っているだけだ。
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