SSブログ

猫ひろしさんに賛成?反対? [プロスポーツ]

猫ひろしさんは、カンボジアに国籍を移し、マラソンの代表になった…が、これが日本では賛成、反対入り乱れる論戦に発展?した。しかも、カンボジアのレースで、カンボジア人がもっといいタイムを出したので、議論が再燃している。
どういう意図で、猫さんがカンボジアに国籍を移してまで、オリンピックに出たかったかは分からない。真摯にマラソンでオリンピックに出たいというなら、気持ちは分かるが。
ただ、これは拡大解釈の仕方が無限大になる可能性があるので、本当は賛成できない。
マラソンのように、最終的には決勝レースで一番いいタイムを出した選手が世界一になれる、時間で順位がきっちり出る「客観競技」なら、まだいいかもしれない。
これが、「主観協議」になると、ドロドロになる。
自分が知ってる、分かりやすい例で説明します。たとえば馬場馬術。日本からは、老齢の法華津選手が出場することが決まって、話題になりました。しかし、馬場馬術がめっちゃくちゃ強いのは、ドイツとオランダ。正直、付け入る隙がない。それほど、代表になるまでに凌ぎを削るのである。それも最近の潮流として、女子有利がある。え、馬術は男女が同じステージで競う唯一の競技?そうですね。でも、最近の馬場を見てると、背が高くて、足が長くて、美人が勝ってます。ま、裏では、馬術は1に顔、2に服装、3に馬術と言われるくらいですからね…。で、ドイツとオランダが強いのは、コンチネンタルサーカスで明らかで、FEIでも当然に思われていて、コンチネンタルサーカスのランキング上位常連しか、審判も真剣に見ていないのが実情だ。ぽっと出のアジア人、アフリカ人は…。だから、日本馬術連盟は、オリンピックで勝とうなんて、全然思っていない。法華津選手に失礼?いや、法華津さんもドイツに本拠をおいてやっているのだから、良く分かってるはず。
で、もし「猫ひろし方式」を馬場馬術に応用すると、世界中の五輪代表は旧オランダ人と旧ドイツ人だらけになる可能性がある。これは一体なんだろう?しかも、こういうことを、ルールとして堂々と国内でやっている国がある。他ならぬ日本だ。そう、国体、国民体育大会だ。選手の貸し借りが横行し、必ず開催県が勝つように出来てる、あのシステムそのものだ。オリンピックがそんなになったら、面白いですか?
それでなくても、IOCの懸命のテコ入れにも関わらず、最近はFIFAワールドカップ、いや、それよりもUEFAチャンピオンズカップよりも注目度が下がっている現実がある。
オリンピックとは何なのか?拝金主義のIOCは、今一度考えるべきである。
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。