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僕達急行 A列車で行こう [映画]

正直、普通だったら、確実にスルーだったかもしれない。でも、どうしても観ておきたかった。図らずも、この作品が、巨匠森田芳光監督の「遺作」になってしまったからだ。
しかし、最後の作品が、ある意味、森田監督が是が非でもやりたかった、「遊び心満載」の企画だったんでしょうかね?実は、森田監督は「鉄」?
正直、お話はあんまり大したこと無い。撮影が大震災の前に終わっていたらしく、なんか地震以後の緊張感とかひっ迫感が感じられない、なんか浦島太郎になったような感じすらした。
監督は、おそらく京浜急行がお気に入りだったのだろう。それも、800形。この電車は、京浜急行所属の電車で唯一の片側4扉車。その構造ゆえに、ホームドアが設置された空港線に入れず、近々引退が予定されている。そんな異端児の800形が、バラエティ豊かな京急電車の中で、搭乗回数が断トツで多い。意図的にやっているのは明らかだ。
あとは、撮影に協力的だったJR九州を中心にロケしているが、肝心の九州新幹線はまだ撮影時は全線開業していなかったため、もったいなかったかも?

ネタ満載なのに、自分は結構付いていけた。30年近く「鉄」やっているだけあるのかも、自分も。特に、携帯の着信音が、「SIEMENSの歌うインバータ音」だったのは、爆笑してしまった。多分、京急2100形だろうけど。どうせやるなら、E231系近郊型の「墜落インバータ」も欲しかったな。
さすが、白倉ディレクター、普段特撮で遊んでいるだけあるな…。
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