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山本五十六 [映画]

やっと、観ることが出来ました。公開終了前に間に合ってよかった。
おそらく、戦国武将並みに、「山本五十六像」も人それぞれだと思う。史上最高の海軍大将と位置付ける人もいるし、史上最低の愚将とする人もいるだろう。
ただ、彼は自分の立ち位置はよく分かっていらっしゃったと思われます。自分に出来ることと、出来ないことははっきり自分の中で分かっていた。理由もちゃんとつけて。根拠のない「根性論」とか「神国論」などは嫌いだったのだろう。
ま、所詮映画だから、多少の色付けはしているでしょう。実際の山本さんは戦場にいたわけで、そこはありきたりに言えば「血で血を洗う」場所に赴いたわけです。要するに、殺し合いしてたわけです。戦争だから。
軍人が悲しいと思うのは、結局政治家には叶わないこと。将棋の駒に過ぎない。
映画で、将棋を打っているシーンが多かったのは、そのことの暗喩なんでしょうかね。

役所広司さん、うまいね。てゆーか、いい男すぎる。その他の俳優さんが、「いつもの」メンバーだったのは、相変わらず気になるところ。

あと、小椋佳さんの唄は、「美しすぎる」。この映画はそんなに"美化"してはいけないと思う。勇ましい歌はまずいだろうけど、でも小椋さんの唄は"鎮魂歌"にも聴こえてしまう。

しかし、東映映画とはいえ、CG増えたな。多分、役所さんも「青い背景」に向かって、帽子を振っていたのかも(笑)。
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