SSブログ

A farewell to... [鉄道・バス・陸上交通]

今朝のニュースを見て、驚かれた人も多いことだろう。
Appleの代名詞だった、スティーブ・ジョブ氏がお亡くなりになったことが、公式に発表された。
私は、正直Appleにはほとんどなじみが無く、SONY派である(苦笑)。こないだ、ゆずの曲をダウンロードするのに、ようやくiTunesをダウンロードしたくらいだ。
実は、退任会見の画像を見てれば、「もう先は長くないだろう」と思ったのは、私だけではないだろう。痩せ方があまりに病的だったからだ。中年から壮年にかけての病的な痩せ方は、そのまま死に直結することが多い。うちの親父も最後はそうだった。
敵味方問わず、全世界からお悔やみのメッセージが発信されている。オバマ大統領にお悔やみメッセージをもらえる民間人は、そうは多くないはずだ。

しかしながら、今日は、自分にとって残念なことを言わねばならない。
日本経済新聞電子版地方版によれば、青森県の三沢市と十和田市を結ぶ、十和田観光電鉄線の廃線が決まったことだ。
十和田観光電鉄は国際興業グループだが、実は一度倒産している。債務を旧会社に残して、新会社で再スタートしている。
ところが、路線存続には障害が多すぎた。
まず、起点の三沢が東北新幹線新青森開業と同時に、JR東日本から切り離され、青い森鉄道に移管され、特急列車は全廃になった。これで、三沢駅が集客する観光客の数は限りなく0になってしまった。
次に、終点の十和田市駅が東北新幹線新駅に隣接する一縷の望みをかけていたが、結局七戸十和田駅は接続する既存鉄道はない単独駅になった。
とどめは、十和田市駅が入居する駅ビルの再開発が発生。退去しなければならなくなったこと。地元に資金援助を求めたが断れたとのこと。
東日本大震災の影響も大いにあると思う。会社全体では、七戸十和田駅を起点に集客数アップをもくろんだが、いきなりの地震でそれもかなわず。
自社発注車・北海道の廃線引き受け車・東急の旧型車を、東急のステンレスカーに置き換えて、車輛のグレードアップは図られたものの、肝心の線路や電力設備は旧式のままだった。
近年では、鉄道の事業収入比率は5%に過ぎなかったと、会社はコメントしている。

十和田観光電鉄(通称:とうてつ)には、東京行き高速バス「シリウス号」がある。
残念ではあるが、どうにか会社を立て直してほしい。

なお、地方初の東急インバーター譲渡車、7700系の今後が気になります。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

All Nippon, on alert..アンフェア the answer ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。