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エスパルスから消えない"JAL"。 [プロスポーツ]

前の書き込みの通り、TEPCOはFC東京のユニフォーム(ウェブを含む)から消えました。まだスポンサーを撤退したわけではないですが、来年のスポンサー契約更新は無理でしょう。盤石に見えるFC東京の発起人ですけど、JXは昨年でユニフォームから姿を消しました(スポンサーは継続)。気が付けば、LifeValだけ。

ところで、JALもTEPCOとほぼ同じ状態なんですが、清水エスパルスは、「長年のサポートに感謝し、特別に」JALをズボンにつけています。無料で。エスパルスの親会社鈴与は、フジドリームエアラインズというコミューター系航空会社を立ち上げましたが、それでもJALは特別のようです。鈴与がエスパルスに本格的に関与したのは、前身のエスラップ・コミュニケーションズが倒産してから。JALは清水エスパルスが、Jリーグに参戦してから一貫して清水をサポート。JALもああいう事態になったので、当然スポンサーは打ち切りになったのですが、鈴与の決断で、そういう風になってます。
JALはコンサドーレ札幌の袖スポンサーでもありますが、こちらはもともとJ2なので、金額が小さいのでしょう。北海道という地域を考え、プロスポーツに投資=広告と捉えたのでしょう。

それと対照的なのが、ANA。もう何度も言われていることでしょう。横浜フリューゲルスのチーム解散の際の不手際が、今もJリーグファンの目に残っています。ま、共同オーナーの佐藤工業の倒産の方が、フリューゲルスに与えた影響は大きかったんですが、「じゃあ、ついでに撤退しますか…」みたいな感じで、チーム存続に最初から後ろ向きだったのはいただけません。しかも、ライバルである、横浜マリノスに泣きついて、ちゃっかり背中スポンサー入りする狡猾さ。
チーム解散が公式アナウンスされてから、天皇杯優勝までただ1度も負けることなく、有終の美を自らの手で飾ったのが、せめてもの救いだったでしょう。

愛される企業になるか、憎まれる企業になるか。それが事業の成否とは、また違うところにあるだけに難しいところです。だからといって、憎まれる企業になってしまっては、それはそれで問題なのですが…。
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