映画三連発。

映画のプチインプレを。

・The Expendables

「シルベスタ・スタローンの、スタローンによる、スタローンのための映画」
これに尽きます(笑)。良くも悪しくも、スタローン映画の王道ですので、それを期待していけば、間違いないです。
それよりも驚くのは、スタローンの交友関係の広さ。ほとんど個人的なつながりでオファーをかけたらしいです。
なんてったって、ブルース・ウィリスが、ほんのチョイ役で出るなんて、こんなのじゃないとあり得ないかも？
お話の内容に、期待は絶対にしてはダメ。
個人的には、ジェット・リー(リー・リンチェイ)が、小さな体で頑張ってる。良かった。

・インシテミル

・最初に、登場人物を特殊な空間に閉じ込める。
・伏線をばらまく。
・それを1個ずつ回収する。
このパターンが、ガチガチに守られたので、
・主人公は死なない。
・主人公の身近な人物がキーパーソン。
が、早々に分かってしまい、拍子抜け。
推理物の王道を行きすぎたが為に、見えるの早かったな。
「ホリプロのホリプロによる、ホリプロのための映画」(苦笑)

・SP野望編

これは、連続ものだったのね。知らなかった。
主人公がエスパーな時点で、もうちょっと…てな感じ。超常現象は、映画では主人公のためになるようにしか作用しないので、結末が最初から見えるのが…。

最近、邦画が成績が良いということですが、気になったことがあります。
・同じ俳優ばかり使っていて、同じ映画に見えてしまうこともしばしば。
・必ず東京のテレビ局とのタイアップになること。

映画スターの誕生と言う時代ではもはや無いらしく、テレビのドラマで成功した俳優じゃないと、映画に出さないという傾向が強い。そして、テレビ局の意向が強くにじみ出ること。
インシテミルは、日テレ。SPはフジテレビ。
これでは、映画が本当に立ち直ったとは言えないのではないかな？正直、逆にアメリカの映画に比べて、差が広がってしまったような気もしないでもない。
もっとも、最近はハリウッドもタイアップがちょっと多いけどね。