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Atlanta goes to Winnipeg [プロスポーツ]

NHLに新たな動きが。Atlanta Thrashersは、所有権とフランチャイズの移転を発表した。

移転先はカナダ、マニトバ州ウィニペグ。
過去にはウィニペグ・ジェッツというチームがいたが、フェニックスに逃げられた。今はコヨーテスを名乗る。「ホッケー界の至宝」ウェイン・グレツキーが、経営に関与している。
全米四大スポーツといいながら、他の三者に水を開けられてるアイスホッケー。
そのくせ、人件費の高さはピカイチ。野球のように、連戦を組むことも出来ない。移動にかかる費用も結構する。だから、入場料も高い。野球のように気軽に観戦・・・、とはいかない。
決して景気の良いとはいえないアメリカ・カナダだが、意外にアイスホッケーのチケットはプラチナもので、入手が困難なことが多い。人気チームの場合に限るが。
ウィニペグはマニトバ州の州都とはいえ、マニトバ州そのものが人口過疎地域。しかも、冬のウィニペグは恐ろしく寒い!!!
それに比べて、アトランタ。過去にはフレームスというチームもあったが、やはりカナダのカルガリーに逃げられた。その後のフレームスのサクセスストーリーは、有名な話。アメリカ有数の大都市で、数々の大企業の本社が集うアトランタだが、南部とあって、アイスホッケーの人気は盛り上がらないのだろう。
NHLは拡大に拡大を重ね、次第にカナダフランチャイズが衰退し、アメリカのチームだらけになった。ケベックとウィニペグが離脱して、一時期カナダフランチャイズは6チームまでに減った(オタワの復活を相殺して)。
ウィニペグの課題は、まずは集客。いくらカナダ人とはいっても、ウィニペグの人口では、ジェッツと同じように集客に苦戦するのは間違いない。集客しなければ、戦力も整わず、早晩ビジネスモデルとして失敗となる。戦力アップの鍵も、集客をどうするかにかかってる。

ところで、Vancouver Canucksの傘下に、Manitoba Mooseというチームがある。
よく選手の登録替えが行われる。即ちマニトバに行けということは、二軍落ちを意味する。カナックスにとって、ウィニペグは縁のある土地。
今後はMooseのファンも、新NHLチームに乗り換えるのだろうけど、ウィニペグの新チームの成功を祈りつつ、Mooseもがんばれや。
これで、Quebec Cityにフランチャイズが戻ってくれば、カナダは元の体制に戻るのだが。

NHL Playoff Final Series, Vancouver Canucks leads Boston Bruins 2-1.
2 more wins to go!

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